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無自覚と責任

・対象化できないものをどうやって知るか。
決して対象にはなり得ないものをどうやって知ることができるか。
それは媒介を通してだ。
形のないものは必ず形となって現れる。
その形を通してそれを知ることができる。

・「自然」は自覚できない。
自覚できるのはその流れが妨げられたとき。
妨げられなければ無自覚、無意識、気づきようがない。
妨げられることによって初めて触れることができるようになる。
妨げとは限定のこと。
触れ得ないものは限定されることによってその手掛かりを現す。
その手掛かりに触れることによって触れ得ないものを知ることができる。

・空が空のままであることはあり得ない。
必ず変転し姿を現す。
・今には時間がないし空。
観念はこうして考えるそばから消えていきまた次のものが現れる。

・音を聞くには耳が空でなければならない。
・空間そのものを認識することはできない。
物があることによって空間を知ることができる。

・何をやっているかと言うと何もやっていないのだ。
無自覚。
ただ来たものに振り回されているだけ。
振り回されているとの自覚を持ちながら振り回されることはできない。
自覚し、もう振り回されないとの決意をし
何らかのテクニックを用いて行動しない限り振り回されるのからは解放されない、
のではない。
自覚している間にはもう振り回されるという事態は起きなくなる。
自覚の中にある種の主体性があるから。
起きながら寝言が言えないのと同じ。
醒めているのにぼけることはできない。

・もっともやっかいなのは罪悪感。
落ち込んでいなければならないという観念を覆すことはなかなか難しい。
はたしてそれを捨てるのが倫理的にいいのだろうかという思い。
だが、確かに、決して楽したいからではないが、
人そのものとしての尊厳まで奪われる筋合いはないのだ。
いや奪っているのは自分自身なのだから。
人から奪われたのではない。
自分から捨てているのだ。
例えどんな状況になろうとも自分で自分の尊厳を保っていればいい。
それは強がりではない。
尊厳を持とうと頑張るのでもない。
そもそもの問題は尊厳を持とうと力んでいるところからきているのだから。
まず己の罪を認めるのだ。
そうすることで逆に尊厳は得られる。

・つくづく思い知る。
ついさっきまで落ち込んでいたのに今はもう全然関係のないことを考えている。
いつまでも落ち込んでいることはできないのだ。
でもそれをいつまでも保とうとしているのだ。
保つ必要があるのか。
それを基本の心理状態として据える必要はあるのか。
心はいつも動いている。

・いくら不孝者といったって24時間不孝者なわけではない。
今この瞬間不孝を働いているわけではない。
例え多くの罪の上に現在があるとはいえ、その都度の罪はその都度の罪なのだ。
その瞬間の罪なのだ。
この今という瞬間には別に何も罪は犯していないじゃないか。
1秒前に罪を犯しても今は犯していないじゃないか。
自分は不孝者だ、そしてその十字架はずっと背負っていかなければ
ならないのだ、と思う必要は別にないのだ。
不孝者は不孝を働くから不孝者なのだ。
不孝を働いていないなら何者でもない。
別にずっと俯いて日陰を歩かなければならないわけではないのだ。

・どうせ罪を犯し続けることなどできないのだ。
どれだけ継続しようとしたってちょっと気を抜けば
すぐ罪を犯すのを忘れてしまう。
人間の心なんてそんなものなのだ。
どれだけ「罪人」で売っている人だって
それを忘れた瞬間にはただの「普通の人」なのだ。
悪人でも罪人でもなく。

・馬鹿だな。
尊厳を捨てた、誇りを捨てた、捨てさせられたといつまでも被害者意識でいるが、
捨てたのをずっと引きずっているのは僕の方ではないか。
捨てたのならまた拾うこともあるだろう。
なのにそれを拾おうとしないのは僕なのだ。
顔を上げてはいけないと誰が言った。
自分しかいないではないか。

・例え生まれたのが自分の意志でなくとも死ぬのが自分の意志でなくとも、
これは自分ではないなどと言えるだろうか。
自分である責任は「生まれつき」背負っているのだ。
生まれた瞬間からでもなく、生まれる前から背負っているのだ。

・周りから押し付けられている思うと重くのしかかる。
自ら背負っていると思うと軽くなる。
この荷物。
悟りを開くと気分も晴れるだろうと。
オドオドしなくもなるだろうと。
この不満足をさえどうにかすれば、という考えか。
この背負っている荷物をどうにかしさえすれば、すべてが好転するのに、と。
でも自らこの荷物を負っていくのだ。
その上でどうするかは自分次第だ。
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「自己」を見つめる | コメント(0) | トラックバック(0) | 2013/12/21 16:21
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